日本人として
僕には、留学経験がある。
本当は、日本に帰って来ないつもりだったし、
日本にいることに、全く意味を感じなかった。
早く、日本を出たかった。
でも、留学先で、決めたことがある。
それは、日本で生きていく!
と、決心したことだ。
たぶん、留学前は、現実逃避をしていたに違いない。
留学先で、決意を固めて、帰国後、
東日本大震災が起きた。
そこから、自分の課題に向き合い始めた。
何が言いたいのかというと、
日本で、日本人として、生きていくと決めたからには、
日本文化を守りたい、知りたい、体験したいという気持ちが芽生えたのではないか。
無意識的にも、日本という概念を、広く、深く、自分自身に溶け込ませていきたい。
そして、留学するくらいに、西洋文化に興味を持っていたのだから、それらの二元のバランスを大切にしていきたい。
過去を知り、
未来を守り、
現在を体験する、
そういう日本人の一人でありたい。